音楽好き好き

@Soul/Funk

Who Is This Bitch, Anyway? - Marlena Shaw

1975年にジャズレーベルのBlue Noteから出された,マリーナ・ショウの「Who Is This Bitch, Anyway?」.キツめのジャケットが良い.ジャズなのかソウルなのか良く分からないが,傑作であることは間違いない(そもそもこの年代のソウルで,ハズレを掴まされた…

Batman - Prince

1989年の映画「バットマン」のサウンドトラックとしてリリースされた,プリンスのアルバム「Batman」を取り上げます.映画は一回見ようと思ったんですが,間違えてブルーレイを借りてしまい,プレイヤーを持ってなかったので結局見ずに返却するという苦い思…

Controversy - Prince

プリンスを取り上げるのはかなり久し振りですが,今回は彼の1981年のアルバム「Controversy」を紹介したいと思います.個人的には甘過ぎず辛過ぎない透明なアルコールといった印象を持ち,かなり好きなのですが,お酒が飲めない人もいるように,誰にでもおす…

On The Corner - Milse Davis

音楽というものには大抵メロディやコード進行などの展開が付き物で,ジャズも例外では無いと思うのですが,ジャズトランペッター,マイルス・デイビスによって作られた1972年のこの作品「On The Corner」には,およそ分かりやすい展開がありません.この時期…

Baduizm - Erykah Badu

谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」という随筆がありますが,その文章に写真がついたものを本屋で偶然見つけ,つい買ってしまいました. pie.co.jp デザイナー,建築家,ミュージシャン,画家,編集者,読書家... 美大・芸大系の学生, 必読の書 と帯には書かれて…

Bellissima! - Pizzicato Five

Pizzicato Fiveの二作目で1988年に発表されたアルバム,「Bellissima!」を取り上げます.イタリア語で「最も美しい女性」というキザなタイトルのこのアルバムは,しかし全く名前負けしていない,素晴らしい作品だと思います.ボーカルは田島貴男,当時はオリ…

Stone Jam - Slave

ファンクバンド,スレイブの5枚目のアルバム「Stone Jam」を今回は取り上げます.1980年の作品です.これほんと名作ですよ.非常に硬質なファンクサウンドと甘くメロウな部分が綯い交ぜになり,まさに「石のジャム」という表現がぴったりです.山下達郎がや…

There's A Riot Goin' On - Sly & The Family Stone

以前flexlifeの記事を書いてて,スライっぽさみたいなものを感じ,改めて聴きたくなりました. nagura260404.hatenablog.com 「There's A Riot Goin' On」,邦題は「暴動」で1971年の作品です.彼らの五枚目のアルバムのようです.これより前の60年代の作品…

それいゆ - flexlife

flexlifeは1998年に結成されたR&Bバンド?で,当初は五人いたみたいですが現在は二人だけのようです.今回ご紹介する「それいゆ」は知り合いに貸してもらったもので,彼女らの作品は正直これしか知らないのですが,センスがめちゃくちゃ良いと感じます(聴い…

イデオロギー・クッキング - メスカリン・ドライブ

私静岡の浜松が地元なんですが,浜松にはメスカリン・ドライブというライブハウスがあるみたいですね.窓枠しか知りませんでした.高校時代は(今も?)ライブとは無縁だったもので.という訳で今回取り上げるのはメスカリン・ドライブというガールズ・バン…

Ballads For The Atomic Age - RADIQ

電子音楽家,半野喜弘の変名であるRADIQのアルバム,「Ballads For The Atomic Age」を取り上げたいと思います.RADIQ名義ではビートの強いダンスミュージックを主に発表していますが,こちらも独自の美学に貫かれた,ストイックな音楽を発表しています.麻…

Chic - Chic

シック(シーク)はNile Rodgers(ギター)と Bernard Edwards(ベース)によるファンクバンドで,ディスコでも非常に人気があったようです.なんせ私の父が昔踊っていたというくらいですから.今聴いてもかなりかっこよく,ただのディスコサウンドでは片付…

Circus Town - 山下達郎

山下達郎は父がカセットやCDをいくつか所有しており,それを昔から聴かされていたので非常に馴染みのあるミュージシャンです.「Ride On Time」のかっこよさは小学生の耳にもビシビシ感じられましたし,「Paper Dall」や「あまく危険な香り」などの耽美な曲…

Expensive Shit/He Miss Road - Fela Kuti

熱,ようやく下がりましたがまだ少し頭が痛いです.今日取り上げたいのはFela Kutiによる1975年の作品,「Expensive Shit/He Miss Road」です.このCDは二つのレコードを一つにしたもののようです.アフロビートと呼ばれる様式が特徴の音楽で,彼が編み出し…

Stronger Than Pride - Sade

風邪ひきました.インフルではないっぽいですが,今朝までずっと頭が朦朧としてました.その時流してた音楽がSadeの「Stronger Than Pride」です.水のようにすっと体に染み渡るような音楽です.単純なようでいて,奥深い水墨画のような音楽とも言えるかも知…

Overdose - Pizzicato Five

「NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE」というラジオドラマをご存知でしょうか?平均的なサラリーマン,安部礼司が主人公の物語で,2006年に放送が始まり,現在もまだ続いているみたいです.この番組の第一回放送で流された「Happy Sad」という曲が,…

Pieces Of A Man - Gil Scott-Heron

Gil Scott-Heronの1971年の作品「Pieces Of A Man」を取り上げます.彼は元々文学青年で,小説や詩の才能があったようです.詳しい彼の生い立ちについては,こちらの方が素晴らしい解説を書いてくださっています. zip2000.server-shared.com 文章で書くのに…

Super Fly - Curtis Mayfield

Curtis Mayfieldが音楽を担当した映画のサントラ,「Super Fly」を取り上げます.タイトルは確か「超かっこいい」みたいな意味だったと思います.私はこの映画を未視聴なので作品を味わい切れていないのかも知れませんが,十分楽しめます.彼らしく非常にハ…

New Amerykah Part One (4th World War) - Erykah Badu

エリカ・バドゥの2008年のアルバム「New Amerykah Part One (4th World War)」を取り上げます.第四時世界大戦と銘打たれたこのアルバムは,政治的なメッセージが強いようですが,それに関しては異常に充実しているこのアルバムの英語wikiに詳細を譲ります.…

フリー・ソウル和田アキ子 - 和田アキ子

今日は大晦日,紅白歌合戦と来たら,この方でしょう.とはいえ2016年から落選が続き,今年も出られないのでしょうか?ぶっちゃけ紅白歌合戦は全く興味がないですが,この小西康陽による和田アキ子コンピには新鮮な驚きと面白さがあります.トラックはガチな…

I Am - Earth, Wind and Fire

Earth, Wind and Fireの傑作「I Am」を取り上げます.前作「All 'N All」もブラジルの爽やかさがファンクの泥臭さを中和したような聴きやすい作品ですが,今作は更に洗練され,AORに片足突っ込んだような作風となっています.白人の作曲家,David Walter Fos…

Musical Massage - Leon Ware

Marvin Gayeの傑作「I Want You」に楽曲提供とプロデュースを行ったことで有名なLeon Wareのソロ「Musical Massage」を今回は取り上げます.このアルバムはテイストがほとんど「I Want You」と同じですが,作曲者が同じで3ヶ月程しか空いていないのですから…

Who Is Jill Scott?:Words and Sounds Vol. 1 - Jill Scott

寒い冬に聴きたくなるJill Scottの1st「Who Is Jill Scott?」を今回は取り上げます.4heroの2001年のアルバム「Creating Patterns」に収録された「Another Day」が私のJill Scott初体験だったと思います. www.youtube.com 歌詞や歌声からもっと少女っぽい歌…

Acoustic Soul - India.Arie

ブログを書きはじめてから,どちらかというと男性より女性アーティスト(ボーカル)の作品をよく聴いていることにふと気付きました.特に意識して無かったので自分でも意外に思いました.今回ご紹介するIndia.Arieや以前も紹介したErykah Baduなども含まれる…

女性上位時代 - Pizzicato Five

ピチカート・ファイブはボーカリストがニ回程替わっているのですが,一番有名なのは三代目ボーカリスト野宮真貴とオリジナルメンバー小西康陽の二人組によるP5最終形態でしょう.Kool And The Gangの楽曲「Kool & The Gang」を取り入れた人気曲「スウィート…

Live - Erykah Badu

これまで聴いてきたライブ版の中でもかなりお気に入りの一枚です.演奏される曲の大半は1st「Baduizm」のものとなっています. ライブの導入,マイルスの「So What」に合わせたコーラスによってバドゥが現れたのか,歓声が上がります.一旦ブレイクし,完璧…

KAMAKIRIAD - Donald Fagen

ドナルド・フェイゲンはスティーリーダンの片割れですが,彼のソロ「Nightfly」は非常に高い評価を受けている一方,このソロ二作目のアルバム「KAMAKIRIAD」はそれに比べるとやや劣るといった意見を目にすることが多いように思います.ハエ(失礼)よりもカ…

HITNRUN PHASE TWO - Prince

音楽というのはどこにフォーカスして聴くかで全然違う印象を受けるもので,良さが分からない音楽というのはそのピントがボケているせいであることが主な原因だと思います.プリンスは長いこと良さが分からずモヤモヤしていたミュージシャンですが,彼の出自…