Stronger Than Pride - Sade
風邪ひきました．インフルではないっぽいですが，今朝までずっと頭が朦朧としてました．その時流してた音楽がSadeの「Stronger Than Pride」です．水のようにすっと体に染み渡るような音楽です．単純なようでいて，奥深い水墨画のような音楽とも言えるかも知れません．まず1曲目の「Love Is Stronger Than Pride」に癒やされます．幻想的なシンセと笛の音が桃源郷的です．2曲目の「Paradise」はベースラインがとてもかっこいい楽曲です．憂いを帯びた感じが普通のファンクと異なる点でしょうか．
「Nothing Can Come Between Us」はスムースジャズのラジオで流れてそうなギターが印象的です．落ち着きます．「Keep Looking」こちらも「Paradise」路線といいますか，シンプルで無駄のない，グルーヴィーな楽曲です．
「Give It Up」はコンガとハイハットでリズムが刻まれる，浮いた感じのある曲です．緊張感があります．「Siempre Hay Esperanza」は最後の曲ですが，シリアスな雰囲気のインストです．
80年代の作品はチープなシンセの音がどうも好きになれなくて，私は苦手意識があるのですが，Sadeはシンセを多用してなかったので，今でも色褪せること無く聴けます．
