音楽好き好き

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日々気合

この1,2年で作った曲たち

お久しぶりです.
先に言い訳をすると,近頃はSpotifyで音楽を聴くことが多く,アルバム単位で聴くことが減ってしまったので,このブログの基本スタイルであるアルバム単位の紹介が難しくなってきていました.
好きな音楽は今も増える一方ですが,一曲単位で記事にするならTwitterでいいじゃんとなってしまうので,更新が滞ってしまいました.

最近もう一つ変わったことは,自分も曲作りを始めたということです.

音楽をやることにある時から憧れを持つようになり,しかし今更始めるのも心理的なハードルが高かったのですが,何かを始めるのに遅すぎるということはないのですし,「思い立ったが吉日」という古い言葉もありますので,思い切ってベースを買い,音楽をコピーしながら,徐々に作曲にも手を染めてきた1,2年でした.

実際に作曲をやってみると,メロディ,コード,リズム,曲構成,編曲,ミックス…など考慮すべきことが大変多く,発見の連続でした.また,普段何気なく聴いていた音楽も,なぜそのような聴こえ方をするかということに気が向くようになりました.自分の作った曲と,しっかり商品として出来上がっている曲との差から学ぶことがたくさんありますね.

とはいえ別に音楽で生計を立てようと思っているわけでもないので,自分の好きなように音楽を作るという気持ちも大切にしていきたいと思っています.何より過去に聴いてきた音楽から,アイデアを拝借して自分の曲作りに生かすというのはとても面白く,今後ライフワークになっていきそうな予感がしています.

備忘録も兼ねて,今まで自分が作った曲を振り返ろうと思います.クオリティはあまり高くないですが,ご興味があれば聴いてみてください(皆さんの作曲への心理的ハードルを下げる効果があると思います).

 

記念すべき(?)一作目(厳密に言えば違うけど).2021年6月頃にできました.とても短い曲です.この頃は曲の構成というのもよく分からず,使ってるコードは基本二つだけで非常に単純です.シンプルですが,味はあるかなと思っています.イメージとしては,ネオソウル系.

 
こちらも6月です.二作目はコード進行やリズムなどを意識して,起承転結を出そうとしました.楽器も増やし,賑やかさを演出しようとしています.こちらも短い曲ですが,コードやリズムやそういったことに意識が向きすぎて,曲の構成を考える気力が無かった時期ですね.ちなみに音源は一曲目もそうでしたが,Dominoで打ち込んだMIDIをMuseScore3というソフトで再生しています.

 
三曲目はファンクっぽい曲にしようと,16ビートを意識しました.なんか鈍くさい曲ではありますが,アウトロは結構気に入っています.パンフルートの音色が風のクロノアを思い出させます.また今作からDAWを使ってみようと思い,無料のCakewalkというDAWを導入していますが,全然使いこなせてないです(後にCubaseを購入します).また曲の長さも徐々に長くなっています.曲の構成に意識が向く余裕が出てきたようですね.

 
これは8月にできた曲です.コード進行がイントロを除いて最後までずっと変わらない曲です.この頃夏目間風という方の曲を知り,淡々とした感じを出したかったんだと記憶しています.シンプルで無駄が無い感じが割と気に入っています.そしてベースが適当笑

 
これは今年の二月の作品ですね.前作との間にもちょくちょく曲は作ってますが,サンクラになぜか上げてないです(Youtubeには上げています).作曲では音楽理論をほぼ使わずに,鍵盤で適当に押さえながら作ってるので,よく分からない感じの曲になりがちですが,この曲は特にそれが顕著ですね.明るいんだか暗いんだか謎な曲になりました.音源はDAWを使うのが面倒になりMuseScore3からそのまま書き出してます.聴いてて耳が疲れる…

 
こちらもかなり謎曲.自分の中でテーマが無くて,ただ曲を作りたいという気持ちで作ったものなので,ちぐはぐな印象を与えます.とりあえず三回セクションを繰り返したので,最長の曲にはなりました.何故か「長い曲を作る」というのが目標にあったのですが,ここでその目標は一応達成し,曲の長さにこだわりは無くなりました.またDAWはここからCubaseに変わりました.

 
こちらは一昨日できたばかりの曲です.職場の先輩社員にお子さんが生まれた方が多く,自分はそんなに子供が好きではないはずなのに,恐らく無意識では祝福する気持ちがあったため,このような明るい曲ができた気がします.メロディやコード進行,曲の構成だけでラフスケッチを作り,後で編曲するという手法を取りました(今までは作曲と編曲を同時にやってどちらも中途半端だった).この手法は結構手ごたえを感じました.ちなみにアレンジはピチカートファイブの「スウィート・ソウル・レビュー」から多大な影響を受けています.

 
以上になります.一曲作るたびに学ぶことが多く,それを次に生かしていくというのがとても楽しいです.今後も続けていきたいですね.