音楽好き好き

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日々気合

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Controversy - Prince

プリンスを取り上げるのはかなり久し振りですが,今回は彼の1981年のアルバム「Controversy」を紹介したいと思います.個人的には甘過ぎず辛過ぎない透明なアルコールといった印象を持ち,かなり好きなのですが,お酒が飲めない人もいるように,誰にでもおす…

作曲家 大沢建太郎のラジオ大会2nd 2019/07/26

大沢建太郎(a.k.a. 北園みなみ)がツイキャスで毎週金曜日の夜(最近は土曜日に変更)に配信している「作曲家 大沢建太郎のラジオ大会2nd」に最近ハマっていて,できる限り毎週聴くようにしています. twitcasting.tv彼の音楽を聴いたことが無い方のために…

On The Corner - Milse Davis

音楽というものには大抵メロディやコード進行などの展開が付き物で,ジャズも例外では無いと思うのですが,ジャズトランペッター,マイルス・デイビスによって作られた1972年のこの作品「On The Corner」には,およそ分かりやすい展開がありません.この時期…

Baduizm - Erykah Badu

谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」という随筆がありますが,その文章に写真がついたものを本屋で偶然見つけ,つい買ってしまいました. pie.co.jp デザイナー,建築家,ミュージシャン,画家,編集者,読書家... 美大・芸大系の学生, 必読の書 と帯には書かれて…

記号・意味・芸術・人間

1+1=2.当たり前ですか?「+」が加法を意味するならば,そうでしょう.では,1#1を計算できますか? 人は対象に向き合う時,記号と意味をごっちゃにしがちです.上記の例で言えば,「+」は記号,そしてこの記号が加法を意味しています.しかし「+」という記…

Return To Forever - Chick Corea

京都は現在祇園祭の真っ只中です.私も昨日4,5年振りぐらいに行きました.人が多い.以上. 今回取り上げるのはチック・コリアの1972年のアルバム「Return To Forever」です.涼しげなフェンダー・ローズの音色とラテンっぽいリズムが暑い夏にピッタリだと…

João Gilberto(三月の水) - João Gilberto

とんでもない作品に出会ってしまいました.六日に亡くなったジョアン・ジルベルトの1973年の作品,「João Gilberto(三月の水)」を取り上げます.当然,彼の名前は知っていました.亡くなった時もむしろ,まだ生きてらしたのね,と感じた程です.しかしジョ…

正しい相対性理論 - 相対性理論

今回は相対性理論ファンにとって賛否両論らしい,有名ミュージシャンによるリミックス集の「正しい相対性理論」を取り上げたいと思います.2011年の作品ですが,未だに?解決されていない謎があります.まずは収録曲とアレンジャーを列挙したいと思います(…

アワーミュージック - 相対性理論/渋谷慶一郎

今回は相対性理論というバンドが渋谷慶一郎氏とコラボした2010年のシングル,「アワーミュージック」を取り上げたいと思います.曲数的にアルバムかと思ってましたが,あくまでシングルみたいです.この作品が発表されるにあたって,ミュージック・マガジン…

JP - クラムボン

今回はクラムボンの1999年の1stアルバム,「JP」を取り上げます.クラムボンは高校時代にめちゃくちゃ聴いていたので,非常に思い入れがあるバンドです.中学ではアジカンとかナンバガとかのロックバンドばかり聴いていた気がするのですが,ちょっとジャジー…