音楽好き好き

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日々気合

@邦楽

7-seven- - キリンジ

ジャケット姿の堀込兄弟が印象的なアルバム「7-seven-」を取り上げます.エレクトロなアプローチを見せた「DODECAGON」の次作にあたるこのアルバムは,「3」のようなキレを感じる快作となっています.まず不穏なホーンのイントロで始まる「家路」に驚きます…

炭酸水 - フーバーオーバー

フーバーオーバーは既に解散しており,多分私がこのアルバムを聴き始めてすぐだったと思います.なぜ聴くようになったのか記憶が無い上,このミニアルバムしか長いこと聴いて無かったのですが,かなり面白いバンドだったような気がします.最近それに気付い…

The First Question Award - Cornelius

Corneliusの1st「The First Question Award」です.1994年の作品ですね.最近,といっても2017年ですが2006年の「Sensuous」から11年越しの新譜「Mellow Waves」の発表で驚き,内容も予想の斜め上を行くもので二度驚きました.私はCorneliusが音楽を担当して…

phony phonic - capsule

冬の京都は死ぬほど寒くて,特に最近は無事越冬できるか不安になります.まあ音楽があればなんとかなりますけどね.そしてなぜか聴きたくなったcapsuleの3作目「phony phonic」を取り上げます.この時代のcapsuleは私的に非常にツボです.1stの「ハイカラガ…

空洞です - ゆらゆら帝国

最近blankey jet cityを聴き始めいいなあと思ったんですが,独特の歌詞や頭の血管が切れそうな音楽性が私にゆらゆら帝国初期を想起させました.しかし今回取り上げるアルバム「空洞です」はゆらゆら帝国の最後のアルバムであり,まったくロックバンド感ない…

Child's View - 竹村延和

勝手に竹村延和縛りで一週間レビューを書いてきました.とりあえず今回でこの縛りは終わりとしますが,最後に記念すべき竹村延和の1stソロアルバムにして傑作,「Child's View」を取り上げたいと思います.このアルバムは1994年に発表され,この時期はまだSp…

ほしのこえ - 竹村延和

竹村延和の「ほしのこえ」のご紹介です.このアルバムのジャケット単体でも非常に気に入っているのですが,ケースも特別に黄色くなっていてジャケットアートとよくマッチし,愛着が湧きます.以前紹介した「Sign」の「Sign」と「Animate」の「A Chrysalis」…

Milano - 竹村延和

ミラノで行われた三宅一生のファッションショーで使われた音楽が収録された,竹村延和の1999年の作品「Milano」をご紹介します.緑単色のジャケットのように見えますが,よく見るとイタリアが描かれています.ファッションショーという必ずしも音楽が好きな…

ANIMATE - 竹村延和

2002年の作品「ANIMATE」です.スピーチマシンが使われており,この後の作品の「10th」の電子音部分を抽出したようなアルバムとなっています.曲がそれぞれ10分近く有り,「10th」がバラエティ豊かな短い曲をたくさんであるのに対してこちらは一つのテーマを…

Sign - 竹村延和

今週は竹村延和ウィークということで,竹村延和周辺を中心に記事を書いていこうと思います.まずは2001年の作品「Sign」のご紹介です. www.youtube.com 彼にしては珍しくビデオクリップがあるので貼っときます.映像は若野桂さんというデザイナーの方による…

Blind Moon - さかな

魚が名前に含まれるバンドは数あれど,今回ご紹介する「さかな」ほど直球な名前のバンド(というかユニット?)は存在しないでしょう.彼らは1983年にポコペン(ボーカル,ギター)と林山人(ドラム),西脇一弘(ギター)で結成され,現在はポコペンと西脇…

promenade - 北園みなみ

キリンジみたいな音楽無いかな,と調べていた時にサンクラで耳に留まったのが,今回ご紹介する北園みなみという方です.まずは聴いてみて下さい. 聴いてもらったら分かりますが,別にキリンジっぽくはないです.多分シティ・ポップというくくりでたどり着い…

女性上位時代 - Pizzicato Five

ピチカート・ファイブはボーカリストがニ回程替わっているのですが,一番有名なのは三代目ボーカリスト野宮真貴とオリジナルメンバー小西康陽の二人組によるP5最終形態でしょう.Kool And The Gangの楽曲「Kool & The Gang」を取り入れた人気曲「スウィート…

回旋塔 - 西山豊乃

画像を調べても無かったので,自分でジャケットを撮影しました.幻想的で非常に好きなジャケットです.上の方が反射してるのはご愛嬌ということで,西山豊乃の回旋塔のご紹介です.このアルバムはchildiscよりアナログのみがリリースされており,CDが存在し…

Little Creatures - Little Creatures

Little Creaturesは青柳拓次(ボーカル,ギター),鈴木正人(ベース),栗原務(ドラムス,パーカッション)の三人組のバンドで,イカ天という番組(私は全然世代ではない)で絶賛され若くしてデビューしたみたいです.このアルバムはファーストミニアルバ…

For Beautiful Human Life - キリンジ

キリンジ!!邦楽の中でも三本の指に入るくらい好きなグループです!中3か高1の時に音楽好きの方から勧められ,インディーの「2 in 1」というアルバムからからキリンジを聴き始めました.当時はくるりやナンバーガール,スーパーカーやアジカン,フィッシュ…

Mr.Noone Special - Cymbals

kirinjiのライブをニコ生でフルで見れるとは,良い時代ですね.兄弟時代のキリンジのラストライブも続けて見ていたのですが,さすがにそれは3時間だったので途中で見るのを断念してしまいました.しかしやはり兄弟時代に思い入れがあるので,今のローマ字kir…

S.F. Sound Furniture - capsule

capsuleは中田ヤスタカとこしじまとしこによる音楽ユニットです.ジャンルはテクノポップとでもいいましょうか,特に初期はピコピコサウンドでピチカートっぽいお洒落なサウンドが特徴です.このアルバム(以下SF)も「L.D.K Lounge Designers Killer」「NEX…

ゆらゆらゆれる - 西山豊乃

Gutevolkこと西山豊乃(にしやまひろの)は2017年にも新譜を出しており,現在進行形で活動しておりますが,childisc出身ではかなり成功したミュージシャンと言えるのではないでしょうか.childiscの作品の中には難解な印象を受けるものも多いのですが,彼女…

opa*q - rei harakami

京都は意外と電子音楽系のミュージシャンに縁のある街で,竹村延和や高木正勝,そして今回ご紹介するレイハラカミも京都に住んでいました.便宜上電子音楽系と勝手にくくりましたが,彼らの感覚をうまく表現できたのがたまたま電子音楽だったというだけかも…

融 - 空気公団

やらなければならない作業があるのですが,まだまだ紹介したいCDがたくさんあるので,今日3枚目の紹介です. この「融」は空気公団のメジャー1作目のアルバムとなります.不思議なタイトルとジャケットですね.レーベルとこの件で少し揉めたらしいです.内容…

Songbook - 竹村延和

Free Designから子供つながりで,私に音楽とは何かを考えさせるきっかけとなったミュージシャン,竹村延和も取り上げたいと思います. 彼は元々DJで,Spiritual Vibes,Audio Sports等への参加を経て1stソロ「Child's View」を完成させます.その後2ndアルバ…