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Mr.Noone Special - Cymbals

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kirinjiのライブをニコ生でフルで見れるとは,良い時代ですね.兄弟時代のキリンジのラストライブも続けて見ていたのですが,さすがにそれは3時間だったので途中で見るのを断念してしまいました.しかしやはり兄弟時代に思い入れがあるので,今のローマ字kirinjiもいいのですが,ラストライブは泣きそうになりました.特に弟作曲の「ホライゾン!ホライゾン!」はアルバムで聞くよりも何倍も良くて,くるものがありました.そこでキリンジを紹介したくなるのが人情だと思うのですが,それはまた今度にして,今回はキリンジのサポートメンバーの矢野博康さんが組んでいたバンドであるCymbalsを聴きたくなったので,ご紹介します.

Cymbalsは沖井礼二(ベース,ギター),矢野博康(ドラムス),土岐麻子(ボーカル)のバンドで,かわいらしい歌声と弾けた演奏が特徴的です.コンセプトは「かわいくっていじわるな感じのバンド.ただしパンク」らしいです.どこか元Flipper's Guitarの若かりし小山田圭吾氏を連想させ,音の感じもFlipper's Guitarを思わせます.またRound Tableとかも世代は近いですが,Cymbalsと異なりR&B色も結構あるので,どちらも個性が立っていて好きです.

この「Mr.Noone Special」は二作目のフルアルバムです.一作目の「That's Entertainment」同様上述のコンセプトが炸裂している一枚です.ジャケットのリポーターが曲間に登場してインタビューを行うような一作目同様の遊びが入っておりますが,pizzicato fiveの「女性上位時代」やRound Tableの「Radio Burnin'」,古くはYMOの「増殖」のスネークマンショーなどこのような趣向が流行っていたのでしょうか?

私的お気に入りの曲は「LIAR・SADIST・COWARD」,「Hey,Leader!」ですね.前者はこのバンドでは珍しい大人びたテイストで,ひたすらギターのカッティングとベースがかっこいい疾走感のあるナンバー,後者は打って変わって非常に可愛らしく,このバンドのコンセプトを体現したようなポップな曲,というか歌詞を見るにCymbals結成の顛末を歌っているようで,詞の中でリーダー(沖井氏)が"Make a band, it's naughty and cute with spirit of punk"と提案しております.作詞は土岐麻子,作曲は矢野博康という,リーダーの沖井氏のために書かれた曲のようですね.可愛らしいけど骨のあるバンドをお探しの方は,手に取ってみてはいかがでしょうか.

www.youtube.com

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