Something/Anything? - Todd Rundgren
大沢建太郎ラジオを聴き逃し,悲しい.3:30開始ってなんやねん.そんな時間,大抵の人間は寝てると相場が決まってるものだが...コメントから察するに,キクラゲにまつわる話をしていたようで,非常に興味がある.誰か教えて下さい.
トッド・ラングレンの「Something/Anything?」は1972年発表の彼の三枚目のアルバムで,CD二枚組.「I Saw The Light」や「Hello It's Me」みたいな代表曲の他にも優れた曲が多い.というか全部良い.曲数が多いと直感的には質が落ちるのではないかと思えるが,実際はその逆らしく,プリンスとかピカソが良い例であるように創作意欲が盛んな証拠でむしろ良いものが出来上がることが多い気がする.二枚組にするメリットはレーベル側にはほとんど無いらしいので,それを差し置いて二枚で出すのはよほどアーティスト側に自信があるのだろう.
「I Saw The Light」:超名曲.稲垣潤一の「世界でたったひとりの君に」にそこはかとなく似ている.
「It Wouldn't Have Made Any Difference」:綺麗なトッド.
「Cold Morning Light」:寒々した笛の音が寒い朝を演出する.
「Breathless」:サイケデリックなサーカスを連想させる,魔術的なナンバー.
「Song Of The Viking」:陽気で楽しい楽曲.加工されたシンバルが印象的.
「Hello It's Me」:昔のトッドはかっこいいなあ.変人だけど,こんないい曲書くし.