辻林美穂と私の同時多発的な出会い
最近音楽に対して内心うんざりしていた気がする.
音楽を好きであり続けるためには,自分が音楽好きであると盲信していなければならないみたい.
— wakuwaku (@wakwak_dokdok) August 30, 2019
最近自分が音楽好きだと信じれなくなってきた
それは音楽が悪い訳ではなく,むしろ正常な音楽との付き合い方に気付く兆候だったのではないかと今では思う.かれこれ25年間音楽を聴き続け,一日の大半は音楽を聴いているのが当たり前のような生活を続けてきた.挙句の果てにはこんなブログを始めてしまうなど,少し音楽に依存しすぎていたのではないか.少なくとも,最近は前ほど音楽ばかりは聴いていない.フィルムカメラという別の趣味を始めたというのもあるかもしれない.
そんな感じでさっき辻林美穂に出会った.自分は音楽が好き好きなんだと再確認できた.
この曲はサンクラで突然流れ,一瞬で心を奪った.
あとで気付いたのだが,私は彼女の曲を全く別のルートで既に耳にしており,全く同じように心を奪われていたのであった.
このアニメ(まちカドまぞく)は後輩が好きで,何となく見始めるとこの曲が流れて虜になった.作曲者をちゃんと確認していなかったので,同じ作曲者の違う曲に無相関で感動するという稀有な体験をすることになった.
インタビューによると彼女の大学(昭和音大)の直属の先輩に佐藤望(カメラ=万年筆,Orangeade)がおり,大沢建太郎のOrangeade解雇事件も相まって何かの因果を感じずにはいられない.
音楽を好きでいると,日常の些細なことが嘘のように繋がってくる.これは今までに何度も経験してきたことである.この三つの曲も不思議な縁で私の耳に入ってきて,音楽の良さを再認識させてくれた.非常に感動的な出来事としてここに記すことにした.