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草木萌動 - 長谷川白紙

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12/19にリリースされた長谷川白紙という方の作品「草木萌動」を取り上げたいと思います.リアルタイムな作品を取り上げるのは初めてな気がします.彼はまだ19歳の現役音大生のようで,今回が初CD化らしいです.あ,だから19日なんですね.サンクラで最近知ったこの曲が衝撃的すぎて,CDを買ってしまいした.

 CDにこの曲は入っていないのですが,方向性はあまり変わらない感じです.全体的に複雑で躍動感のあるリズムが,タイトルも相まってストラヴィンスキーの「春の祭典」を思わせます.Squarepusher的と言われるのも分かります.春のざわめく生命力が呪術的に表現されたような,妖しくも魅力的な作品だと感じました.面白いです.いくつか曲を紹介します.

「草木」:膝から崩れ落ちるような摩訶不思議なイントロに音大生っぽさを感じます.緩急を使い分けるのが非常にうまく,退屈しません.小田朋美さんの「シャーマン狩り」とかCRCK/LCKSに通じるものがあると思います.

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「它会消失」:このアルバムで一番気に入っています.クチロロの「1234」を思わせるような忙しない前半と,後半からの疾走感の鮮やかな切り替えがたまりません.

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「妾薄命」:漢詩ポエトリーリーディングといった感じの小品です.幽玄な電子音と弦の響きがすごい好みです.

「キュー」:YMOのカバーです.これを機に原曲を聴いてみましたが,結構ロックな感じだったんですね.こちらはスティールパンのようなシンセが非常に繊細で,原曲と言われても信じてしまうようなクオリティです.

しかしこの方は何か中国に縁でもあるのでしょうか?