SAPPUKEI - Number Girl
なぜかGoogleのサジェストに「ナンバーガール」が出てくるので,訝しんで調べてみるとナンバーガールが再結成するようで,とても驚いています.私は彼らが解散してから聴き始めた人間ですが,当時中学生の私はそれまでロックバンドをほとんど聴いたことが無く,非常に衝撃を受たのを覚えています.そして同時期にスーパーカーやくるり,アジカン,BaseBallBear,バンプ,ラッド,東京事変,Fishmansなどにハマっていき,私の聴く音楽の幅を広げてくれたバンドの一つと言えそうです.歌詞が特徴的で,コントロールできない感情だったり強烈な情景を強引に並べて結びつけるような力強さがあり,普段歌詞にはまるで共感できないのですが,匿名性,抽象性が高い彼らの歌詞には自分の青春が結びつくことができるのを感じていました.ナンバーガールは解散後,向井はZazen Boysを結成してさらにストイックな音楽をやっていましたが,青春という感じはもうしませんでしたね.今回取り上げる「SAPPUKEI」はメジャー2枚目のようで,良いタイトルですね.
「BRUTAL NUMBER GIRL」:始まるぞって感じの曲.
「ZEGEN VS UNDERCOVER」:「ZEGEN」て何だ?と当時は思ってました.このアルバムで一番好きかも知れません.1:53からの展開が好きです.
「SASU-YOU」:「刺すユー」ってことでしょうか,通り魔とか辻斬りとか言ってますし.これも滅茶かっこいいですね.向井の持つ侍とか日本刀,ギターのイメージが表出しているような気がします.
「URBUN GUITAR SAYONARA」:フレーズだったりリズムだったりに日本っぽさがあります.あと割とまろやかですね.
「TATTOOあり」:タットーありと読んでました.というか向井もタトゥーとは読んでない気がします.昔の映画のタイトルでもあるようです.田淵ひさ子に憧れてギター始めた人,多そうですね.
「U-REI」:なぜかレイハラカミがリミックスしている曲.REIつながり?そんな...まさか..すごいありそう.あえてそっちを貼っておきます.向井の癖が強すぎる気がしますけど...
「TRAMPOLINE GIRL」:ベボベにもなんたらガール,ホニャララ少女みたいな曲多いですね.そしてそういう曲は当たり率が高い印象.
久しぶりのナンバーガール,何が変わっていて何が変わっていないのか,楽しみです.