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SUPER VIEW - キリンジ

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あけましておめでとうございます.今年も毎日投稿できたらなと思います.

昨日の紅白なんだかんだ全部見てしまったのですが,楽しかったです.特に松田聖子MISIAユーミン,サザン,Suchmosが印象深かったです.やはりいい曲はいいですね.特に最後のサザンとユーミンに関しては,すごいものを見てしまった,の一言です.

2019年最初はキリンジの9thアルバム,「SUPER VIEW」を取り上げたいと思います.1曲目は「早春」という曲ですが,私は新春と早春を混同していたのでこのアルバムに正月のイメージがついていました.しかし初日の出を望むような厳かな雰囲気がこの曲にはあります.「TREKKING SONG」は「夏の光」に通じるようなアッパーな曲で,重たいバスドラと軽やかなピアノや鈴の音の組合せが山登りのワクワク感を演出します.最後の「祝い酒酌み交わそう」という一節がキリンジ兄弟の絆を感じさせて泣けます.「荊にくちづけを」,弟曲です.「転がる石」というフレーズが出てくるので,誇り高いロックンローラーの歌でしょうか.胸のすくようなストリングスが好きです.しかし彼も兄に負けず劣らず難解な歌詞ですね.「涙にあきたら」も弟作です.優しいけどありきたりな応援ではない歌詞に優しさを感じます.非常に癒やされます.「いつも可愛い」は兄がメインボーカルをとり,コーラスが弟というたまにある分担の曲です.「I Want You」あたりのMarvin Gayeを連想させる曲ですが,歌詞と歌い方のせいでしょうか.「祈れ呪うな」は東日本大震災以後の原発に関する世相が反映された強烈な存在感のある曲です.歌詞の「アトムの子ら」は山下達郎の楽曲「アトムの子」を踏襲したものでしょうが,まさかアトム=原子力の恩恵に与った現代人の表現に使うとは,その冴えたセンスに舌を巻きます.

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キリンジは毎年冬になるたびに聴きたくなって良さを再発見し,夏には全然聴かないのですが,また冬になると聴いて良さを噛みしめるというサイクルをかれこれ10年近く続けているような気がします.昔は兄曲がすごい好きだったのですが,今ではどちらの魅力も分かるようになり,一層キリンジを聴くのが面白いです.では今年もよろしくお願いします.