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Sci-Fi - Christian McBride

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ジャズベーシスト,Christian McBrideのアルバム「Sci-Fi」のご紹介です.「Sci-Fi」とは言ずもがな「Science Fiction」の略ですが,ジャケットの彼はマトリックスのイメージでしょうか?異常に似合ってます.私は最近のジャズ(作品は2000年のもの)はあまり追っていないですし,この人のことも知りませんでした.かなり重要人物のようですね,勉強不足です.なぜこの作品を紹介するかと言うと,Steely Danの「Aja」,The Policeの「Walking On The Moon」,Weather Reportの「Havona」といった私の好きなミュージシャンの楽曲を演奏しているからに尽きます(もちろん,アルバムの他の演奏も素晴らしいです).ジャズはその時代のポップスなども取り込んでしまうのが常ですが,古いジャズで演奏されるようなポピュラーソングは私には全然ピンとこないものが多いです.しかし彼の世代だとこれらのミュージシャンが直撃なんですね,結構分かるのが嬉しいです.ではこの三曲を紹介します.

「Aja」:原曲でもジャズミュージシャンのWayne Shorterが参加しているほどで,ジャズとの親和性が高く全く違和感がないです.有名なソロはサックスがギターに置き換わっていますが,ディストーションのせいかロックフィーリングを感じさせる熱いソロが聴けます.ショーターのどこか俯瞰したようなミステリアスなソロとは好対照と言えます.

「Walking On The Moon」:原曲はソリッドでレゲエな味わいなのですが,このアルバムでは耽美的なアレンジがなされています.というか全然違う曲になってますが,まさに月の上を歩いているような感じです.こういう風に膨らませるんですね.ベースもまるで重力から開放されたように軽やかに演奏されています.

「Havona」:シンセの音が大々的にフィーチャーされてる原曲の方がよっぽどSFっぽいのは置いといて,Jacoのエレキベースが担っているパートをウッドベースで弾いてます.結構特性が違うと思うのですが,頑張っています.じつはこの曲だけは原曲のほうが好きというのは秘密です.なんというかドラムもPeter Erskineのほうが聴きやすい気が..

他にも聴きどころは満載のアルバムです.この人の他のアルバムも聴いてみたいです.